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書店にて金子みすゞの詩の英訳本
『睫毛の虹』を発見。 みすゞさんの詩はどれも優しくて、心がほんのり温まる。そしてどこか悲しい。 時々ハッとするような深い洞察力。 この繊細な感性はどこから来るのだろう、これが才能というものね、などと漠然と思ってきたけれど、この本のまえがきにあった「人間中心の目の位置でない」という言葉を読んで納得。 深いなぁ・・みすゞさん。 私と小鳥と鈴と 私が両手を広げても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥は私のように、 地面(じべた)を速くは走れない。 私がからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴は私のように、 たくさんな唄は知らないよ。 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい。 【金子みすゞ】
by yukimaru122
| 2006-07-16 09:12
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